2022年3月4日(金)

京浜急行 青と黄

神奈川県三浦市南下浦町上宮田

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無塗装のステンレス車両が増え、鉄道まわりの景色が銀色一辺倒の味気ないものになっている今も、京浜急行(京急電鉄)は京急カラーの「赤」にこだわった車両を運行している。本来、防錆のための塗装が必要ないステンレス車両にも、敢えて塗装を施してシンボルカラーを守っているのだ。

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そんな京急でレアな「青」と「黄」の列車に出会った。

羽田空港第2旅客ターミナルの開業にあわせて2005年から運行を開始した「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」には京急久里浜から三浦海岸まで乗ることができた。三浦海岸駅では満開の河津桜と一緒にお見送りの写真も撮れて、今日は幸先がいいぞ。

小松ヶ池公園の河津桜を見て駅方面に戻る途中、電車の音に振り向くと黄色い列車の姿が見えた。2014年に登場した「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」。運行本数が少ないため、見るとハッピーになれる「沿線に幸せを運ぶ電車」として知られている。

不意打ちだったので、露光もアングルも考える暇なくとりあえずカメラを向けてみたが、何とかギリギリシャッターが間に合って一枚だけ写真が撮れた。今日はいいことがあるかな?それとも、これでもう今日の運を使い果たしてしまったかな。

通常の京急カラー「赤」の電車