オオキバナカタバミ
東京都大田区南六郷
多摩川を下って来て六郷橋を過ぎたあたりから、土手を埋めるハマダイコンの白い花を見なくなった。代わって現れたのが、桜の根元を彩る黄色い花。オオキバナカタバミ(大黄花片喰)だ。
ナノハナやハナダイコンのように辺り一面を埋め尽くす感じではなく、桜と一緒に固まって咲いているので誰かが植えたものかと思ってしまうが、野生の帰化植物であるらしい。花がきれいなために駆除されにくいという難点(?)があるそうだ。
今日はお花見のつもりで走っているのだが、どういうわけか桜以外の花にばかり目が行ってしまう。それだけ花の種類が多いのか、もう桜の景色は見飽きてしまったのか。
周りが変わったのか自分が変わったのかわからないが、今日はいつもとは何かが違うという気分が最後まで抜けなかった。
(参考)2022年の東京の桜開花宣言は、3月20日でした。