石の彫刻祭
神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1175
豊か過ぎる黒髪から四方八方にパワーを発散しているところかと思ったらおっぱいだった。正面から見ると二本足の烏天狗のように見えるけれど、後ろ姿には尾びれがあるから人魚？
真鶴町で開催された「石の彫刻祭」（※）の出品作品の一部が、真鶴岬の突端にあるケープ真鶴の芝生広場に展示されている。
彫刻祭は2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催にあわせて企画され、2019年に公開制作やワークショップなどの準備イベントを実施、2020年に展示公開の予定だったが、東京大会が延期になったために2021年に本開催となった。妖怪アマビエ似の「マツル」は、コロナ禍にあった2021年に追加された作品だ。
ピカピカに磨き上げられたハート形のオブジェは、ワークショップに参加した一般市民によって仕上げられたものだ。その隣には、「Find happiness 幸せをつくる真鶴時間」と書かれた大きな二人乗りのブランコ。目の前に広がる大海原を見ながら、のんびり、ゆったり、ブランコに揺られていい気分。
カップルでブランコに乗ってハートに願いを込めたら幸せになれる、…かもね。
※ イベントの正式名称は、「真鶴町・石の彫刻祭 Festival MANAZURU - 本小松石 - SCULPTED STONES」
マツル ｜ Love Stone Project-Manazuru ｜ 創知彫刻 2020（石の遊具） ｜ ビッグママ ｜｜ 瀧門寺にある作品