サンドイッチ岩
東京都あきる野市三内 五日市橋下
いつの間にそんな名前がついたのか知らないが、五日市街道の五日市橋の下に「サンドイッチ岩」という奇岩（奇景）がある。場所は橋の下流側、三内川の河口付近だが、川原には橋の上流側の小道を下りていく。
地殻変動などで地表に現れた地層断面の模様を「バームクーヘン」や「ミルフィーユ」に例えることがあるけれど、ここでは垂直に立った地層の断面が、サンド位置を並べたように見える。…のかな。ちょっと苦しいような気もするけど。
地層の窪んだ所に自分の体を挟めば、自分がサンドイッチの具になる体験もできる。
周辺では夏休みの自由研究に来たのか、高校の地学部っぽい集団が熱心に岩の様子を調べていた。カチカチとハンマーの音も聞こえるのは、化石を掘っているのか岩石の標本を採っているのか。水遊びに来た親子連れの姿も見える。彼らも一通りの研究が終わったら、大はしゃぎをするのだろうな。
楽しい夏の思い出になるといいね。