日本ヨット発祥の地
神奈川県三浦郡葉山町堀内50 葉山港
葉山は日本のヨット発祥の地であるらしい。
らしい、というのは、どうも由来が諸説あってはっきりしないのだ。
葉山町のHPでは、「明治45(1912)年、慶應義塾の水泳部が伴走用の備品として作ったヨットを森戸沖で帆走させ」たのが近代ヨットの草分けとなったと紹介している。
ところが別のHPでは、明治15年(1882)に当時の農商務司法大臣金子堅太郎伯爵の子息が葉山でヨットを楽しんだのが発祥の由来としているものもある。
葉山港(鐙摺港)には「日本ヨット発祥の地」の碑が建っているが、何も説明はなく、いつ誰が建てたのかもわからない。
とはいえ、ヨットといえば葉山というイメージを持つ人は多いのではないだろうか。庶民にはちょっと手の届かない自家用ヨットを持てるようなお金持ちが住む別荘地というイメージもある。
今日も葉山の海にはたくさんのヨットが浮かんでいた。