帰還困難区域
福島県双葉郡双葉町
双葉駅前から東へ、中野地区の復興産業拠点区域にある今日の宿に向かう。道の右(南)側はまだ帰還困難区域に指定されているので、交差する道の先はものものしくゲートで塞がれ、「この先帰還困難区域につき通行止め」と書かれた看板が立っている。
その奥の小高い山の向こうが福島第一原子力発電所だ。
ホテルに着いて見たTVのローカルニュースでは、8月30日に駅周辺地域の避難指示が解除されて以降、町内居住者が30人を超えたと伝えていた。10月1日には駅西側に完成した25戸の公営住宅の入居が始まるそうだ。
ホテルの前に建つ双葉町産業交流センターの屋上から見ると、帰還困難区域内でも復興に向けた作業が行われているらしい様子がうかがえる。
まだ町の大部分は帰還困難区域のままだが、少しづつ復興は進んでいる。またいつか、その様子を見に来たい。