クイックターン・ストラクチャー
東京都渋谷区神宮前6-12-17 JINS 原宿店
自転車で走っているとグラフィティ（graffiti）をあちこちで目にする。エアロゾールアート（aerosol art）とも呼ばれる、スプレー缶で壁に読めそうで読めない字などを描いたりするやつだ。
無許可で描かれている落書きは軽犯罪法の取締り対象になるけれど、完成度の高さから黙認されているものや許可をとって描かれているストリートアートを見て回るのは散歩ネタとして悪くない。
原宿の眼鏡店JINSのディスプレイには、一見落書きと見間違えそうなグラフィティ風のアート作品が採用されている。大山エンリコイサムのエアロゾル・ライティングで、「クイックターン・ストラクチャー」と名付けられた文字のようにも抽象画のようにも見える独自のモチーフが、外観だけではなく店内にも描かれている。彼の作品は、今年初場所でお披露目された横綱照ノ富士の化粧まわしにも使用されたことで話題になった。
右の写真は2019年に閉店したLEVI'Sの日本1号店跡。近くにあったので正真正銘のグラフィティ（落書き）の例として撮ってきたのだが、向かって左側の側壁にゲーム・スーパーマリオブラザーズに登場するはてなブロックが描かれているので、近くを通ったら探してみて。
※ JINS原宿店は2023年5月に閉店しました。「マリオのはてなブロック」はまだあります。
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