集いの空間
神奈川県川崎市幸区戸手4-8 河原町団地前バス停前
太い円柱があちこちを向いて立っている、と思うのだがいまいちパースがおかしい。頭で思っているものと目で見えているものの、奥行きというか立体感というかの感覚が一致しない不思議な違和感がある。
例えば右の写真で鉤形に曲がって奥へ伸びているように見える左側の柱は、横に回ってみたら右の柱とクロスしているだろうと想像するのだが、実際は左の写真の通り並んで見える。しかも、曲がってすらいない。
目の錯覚なのか見るポイントが違うのか、混乱して周りをぐるぐる回っていたら、通りかかった近所の方と思われるおじさんが、よほど有名なものなのかもしれないと思ったのか写真を撮っていった。
川崎市制六十周年記念に制作された作品で、作者は岡本敦生。もう40年近くここにあるけれど注目されていないみたいだ。ネット上にもほとんど記事がない。
多摩川にも近いし、お散歩コースの立ち寄りポイントとしてもっと紹介されてもいいんじゃないかな。