タクリー号
(マンホール) 東京都国立市谷保5107付近 谷保天満宮前交差点角
クルマ好きで知られた有栖川宮威仁親王一行が、明治41年(1908)に自動車11台を連ねて谷保天満宮を訪れたのが、日本初のドライブツアーとされている。
殿下の愛車ダラック号(英国製)をはじめフィアット、フォード、メルセデスなど外国製の車に交じって、3台の国産車が参加したという。
その名もタクリー号。最高時速16km/hでガタクリガタクリと走ったことから、愛称がついた。
そのタクリー号のマンホールが設置されたというので見に行ってきた。同じデザインで紅梅と白梅のバージョンがあり、谷保駅前に紅梅、天満宮前に白梅のものを見つけた。満開の梅に囲まれて今日はドライブ日和と、タクリー号はニコニコ顔だ。
天満宮の梅林はまだ咲き始めという感じ。でもそのまばらな感じが梅らしくていいかも、と思いながらぶらぶらと散策してきた。
※ 梅林のタクリー号の顔はめパネルは健在でしたが、曇り空でいい写真が撮れなかったので7年前の写真を載せておきます