poisson-paysage
神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1170-17 市ケ尾おさかな広場
タイトルはフランス語で「魚の風景」。胴体の真ん中に開いた四角い枠から風景を見てみよう、ということなのだろうと思うのだが、残念ながらどちら側から見ても眺めはあまり良くない。
もとは別の場所にあったものを、青葉区制施行の際(1994)に広場を整備して移してきたのだという。「おさかな広場」という名前はこの作品に由来している。
元の場所ではいい風景が見られたのだろうかと想像してみるが、それは詮無いこと。この場所でも、別の日、別の時間の風景はわからない。移り行く時間の流れを泳ぎながら、魚はその時々の風景を切り取って見せてくれる
魚の尾っぽ側の壁に小さな生き物が隠れていた。「ユニコーンのいるバードテーブル」で上からこっちを見下ろしていた怪獣に似ているが、キャプションがないので、独立した作品なのか広場を構成する部品の一つなのかはわからない。
「彫刻のプロムナード」には11体の彫刻が置かれているとされているが、市ケ尾第三公園にあった地図には+1として「どらごん」と書かれていた。