七重の塔
神奈川県海老名市中央1-5 海老名中央公園
海老名駅前に七重の塔が建っていると聞いてきたのだが見つからない。七重塔なら相当の高さだから遠目にも目立つはずだが、駅前には大きなビルが建ち並ぶばかりで、ありそうな気配すらない。
やっと見つけた七重塔は1/3スケールのモニュメントで、しかも、ショッピングモールの中庭に隠れるように建っていた。
そもそもなんで七重塔なのかというと、海老名市にはかつて相模国の国分寺がありそこに七重塔が建っていたのだそうだ。
塔の前には七重塔とツゲとサツキ(市の木と花)をデザインしたカラーマンホールがあった。
マンホールの縁を波のような模様が囲んでいる。海老名には海もないのになんだろうと思ったら、汚水が浄化されながら雫になっていく様子を表現しているのだそうだ。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」を彷彿とさせるセンスのいいデザインだと思った。