相模国分寺跡
神奈川県海老名市国分南1-19、18
奈良時代に国分寺が日本全国に建てられたことは学校で習ったけれど、武藏国(東京都国分寺市)以外の国分寺を見たことも、どこにあるかを考えたこともなかった。
それが、今日初めて相模国(神奈川県)の国分寺が海老名にあったことを知った。
相模国分寺跡は、復原された七重塔の基壇以外には何もないただの原っぱだ。発掘されたものはすべて埋め戻され、再現建築はもちろん公園らしい遊具も花壇もない。
その空き地でたくさんの子どもが遊んでいた。現地では子供であふれかえっているように見えたのだが、撮ってきた写真を振り返ってみると広すぎてどこに子どもがいるかわからない。何とも不思議な感じだ。
文化財の跡だから球技などはできない。ただ走りまわっているだけのように見えるのだが楽しそうにしている。昭和の時代、わたしが子どもの頃もこんな風に空き地で遊んでいた。何をして遊んでいたのか、具体的には思い出せないけれど楽しかったな。
今の子どもたちは屋内でゲームばかりかと思ったけれど、本質は変わっていないのだろう。安心した。
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