飯 盛 山
福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下33 白虎隊記念館
今日の会津若松は15時ごろまで雨だったので、到着後しばらく駅で雨宿りをしてから観光に出かけた。宿には18時チェックインと伝えてあったので残り時間があまりない。飯盛山に着いた時にはもう17時を回っていた。
参道から山上まで183段の急な石段が続いている。有料のスロープコンベア（動く歩道）はすでに営業を終了していたので、時間を気にしながら懸命に歩いて上る。
急いでいたので隊士の墓のお参りもそこそこに、自刃の地から鶴ヶ城が見えるかどうかも確かめなかった。というか、急登に息切れしてそんな余裕がなかったと言う方が正しい。
中世には、ここに城郭が築かれていた時代もあったらしい。ここなら城下町を一望に出来るし、山の険しさが防御になったことだろう。わたしのようにゼイゼイ言いながら登ってくるような兵士はすぐに討ち取られてしまうだろう。白虎隊士たちの運命も変わっていたかもしれない。
歴史に if はないと言うけれど、そういう夢物語を想像してみるのも面白い。