喜多方市のマンホール
(新デザイン)福島県喜多方市御清水東7244 喜多方市役所西口前
(旧デザイン)福島県喜多方市寺町4761 大和川酒蔵 北方風土館の北側
喜多方市のマンホールには、かわいい起き上がりこぼしのようなキャラクターが五つ並んでいる。2006年(平成18年)に合併した5市町村(※)を表すのかと思ったら、それぞれ市の鳥「セキレイ」、魚「イトヨ」、木「飯豊スギ」、花「ひめさゆり」、昆虫「ホタル」をイメージしたキャラクターだった。
とは言っても、ほかの自治体には少ない魚や昆虫を入れているのは、やはり5という数を意識したものに違いない。
真ん中にある不思議なマークは市章で、三つの七を山形に重ねた喜の異体字をもとにデザインされたものだ。こちらも五つのモチーフが組み合わされている。
対する旧喜多方市のマンホールには、当時の市の木だった松だけが大きく描かれていた。市の花や鳥は無かったのか、あったのに省かれているのかはわからないが、一つで十分と思わせる存在感に圧倒される。
新旧を並べてみると、おじいちゃんと孫たちに見えるのが面白い。
※ 旧喜多方市と耶麻郡熱塩加納村・塩川町・山都町・高郷村が合併。
旧デザインマンホールの近くにある 大和川酒造店 | 大和川酒造北方風土館