喜多方駅
福島県喜多方市町田下
喜多方駅に着いた時は、ちょうど会津若松行きの列車が出るところだった。ローカル線は列車の間隔が長いので、待ち時間の間に余裕をもって自転車を解体・荷造りしてお土産を買ったりできると思ったら、次の列車が来るのは2時間後だった。
余裕があり過ぎる。
2時間あれば会津若松まで走って行ける、と気づいたのは自転車を解体した後。組み立てなおす気力もなく、ぼんやりと暇を持て余すことになった。
喜多方駅は「蔵のまち喜多方」をイメージした煉瓦蔵風のデザインになっている。駅前には駅名の由来を記した説明板があり、会津盆地の北部、つまり「北方」が喜多方に変わったと書かれていた。
駅構内には地酒の樽が積まれていた。市内には11の蔵元があり、人口比では全国トップクラスなんだとか。「会津 日本一おいしいお酒が飲める郷 宣言」と書かれた看板が立っている。そういえば、南会津に行ったときに「乾杯は地酒(日本酒)で行うこと」という条例があると聞いたことを思い出した。
これで駅の観光は終わり。列車はまだまだ来ない。