2023年4月28日(金)

G7広島サミット

広島県広島市中区中島町1-2 平和記念資料館東館南側

マンホール

広島は厳戒態勢だった。

5月19日から始まるG7広島サミットに向けて、街中には警察官や民間の警備員の姿が増えてピリピリした空気が漂っている。その一方で、海外の要人や観光客を迎えるおもてなしの雰囲気も盛り上がっているようだ。

花文字

平和記念資料館前には"G7 HIROSHIMA"と書かれた花文字がお目見えした。マンホールにもサミット開催を支援する広島サミット県民会議のロゴがデザインされている。

昨年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を契機に、世界情勢は緊張の度を高めている。あろうことかロシアはウクライナの原子力発電所に攻撃を加え、核兵器の使用もほのめかしている。

日本は第二次世界大戦において唯一の被爆国となり、東日本大震災では福島第一原発が津波に襲われ近隣の市町村が帰宅困難地域になるという被害を受けている。原子力の危機について、世界で最も具体的な経験のある国の一つと言っても過言ではない。

核兵器の使用禁止や原子力開発の是非について、今こそ広島から世界に向けて力強い平和のメッセージを発信しなければならない時だと思う。

マンホールカード