聖火台とマンホール
埼玉県戸田市本町4-15-1 戸田公園駅西口
「戸田はボートの聖地」と聞いてあなたが思い浮かべるのは、オリンピック種目にもあるボート競技(レガッタ)?、それとも公営ギャンブルのボートレース(競艇)かな。
戸田には漕艇場も競艇場もあり、一般には漕艇場の方がボート競技の聖地と言われているけれど、競艇の方も準聖地的な扱いではあるらしい。
荒川沿いの戸田公園にある戸田漕艇場は、もともとが戦争のために開催地返上となった1940年の東京オリンピックの競技会場として造られたもので、戦後競艇場が併設され、1964年の東京オリンピックではボート競技会場として使用された。
2020東京大会では東京湾の埋め立て地に造られた海の森水上競技場が会場となったが、国体や大学、実業団の全国大会など多くの競技大会は今もここで戦われている。
戸田市のマンホールは、そのボート競技を中心に市の花サクラソウと市の木モクセイがデザインされている。マンホールを見つけた戸田公園駅前には、2020東京大会を記念してつくられた1964年オリンピックの聖火台のレプリカが設置されていた。