よくわからないもの
神奈川県相模原市緑区名倉 藤野芸術の道
現代アートは難しい、ということになっている。
難しくてよくわからないとあきらめる人があれば、そこが良いのだと開き直る人がいる。もちろんちゃんとわかって観ている人もいるわけだが、あなたはどのタイプかな。
藤野芸術の道のアート作品は、野外に置かれたパブリックアートには珍しく各作品に解説が付いている。助かった！と思って見るのだが、難しい作品は得てして解説も難しいのが困りものだ。
手持無沙汰なときに、手元にある紙に落書きをすることがある。特に意味もなく思いつくまま書きたいことを描いて、後で見返してこれは何だったのだろうと思う。
もしかしたら、それが現代アートなのかもしれない。
作家にはまず創りたいものがあって、後付けでタイトルや解説がつくのではないだろうか。同じモチーフの作品を繰り返し作る作家がいるのはそのせいだろう。なぜこんなものを作ったのか、もしかしたら、作者自身にもわかっていないのかもしれない。
だからそれを推し量るのが難しいのだ。
キャプション ： 限定と無限定 ｜ あなたと・・・明日の空の色について