鉄腕アトムの信号機
神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-2 辻堂海浜公園・交通公園
夏はジャンボプールが人気の辻堂海浜公園の交通公園に、世界に一つだけの鉄腕アトムの信号機がある。通常の青信号より元気な「すすめ」のポーズがアトムらしい。
県央の10市2町からなる「さがみロボット産業特区」の広報活動の一環で2014年に設置されたものだ。アトムは特区のイメージキャラクターに起用されている。
アトムは天馬博士が交通事故で亡くした息子「飛雄(トビオ)」の身代わりとして造ったとされている。アトムが登場した昭和30年代は、交通戦争といわれるほどに交通事故の多い時代だった。アトムの交通安全を願う気持ちは、人一倍強いのだ。
特区では、災害対応、介護・医療、生活支援などの現場での活用を目指したロボットの研究・開発が進められている。
この取り組みと直接の関係はないけれど、ランチに立ち寄ったレストランでは中国製の猫型配膳ロボットがお客様対応にてきぱきと働いていた。まさに「猫の手も借りたい」という状況を、ロボットが助けてくれたということだね。
(2024/4/25) 交通公園の設置された「わっくわっく号」(小田急2658号車)を見てきました