2023年10月2日(月)

銀座のポスト

東京都中央区銀座7-5-10 / 5-5-16 ほか

7-5-10

赤はおしゃれな色だと思う。口紅やマニキュアのビビッドな赤にはドキッとするし、スカーフやバッグなど差し色に赤の小物を使うのも洒落ている。

ところが、街の景観が問題になると赤は分が悪い。

5-5-16

九段のイタリア文化会館や吉祥寺のまことちゃんハウスなど、赤い建物はけしからんと槍玉に挙げられてしまう例がいくつもある。

郵便ポストも例外ではなく、銀座の並木通りのポストは落ち着いたダークグリーン、銀座通りのポストはグレーに塗られている。

赤いポストは街のアクセントカラーとは認めてもらえないようだ。

わたしは赤い自転車に乗り、秋冬は赤いウィンドブレーカーを着ているので、旅先などでほかの人の写真に写ってしまうようなシチュエーションがあると、邪魔になっているかなと思うことがある。赤いポストも同じ気持ちなのだろう。

でもやっぱり、赤は特別な色だと思う。「真紅のドレス」や「真赤なスポーツカー」は素敵だし、戦隊ヒーローではリーダーの色に使われる。

わたしは赤の味方だ。

グレーの郵便ポスト