塩 川 滝
神奈川県愛甲郡愛川町田代塩川瀧
宮ヶ瀬湖から中津川右岸に沿って県道54号を下り、馬渡橋の手前で対岸に渡る県道と別れて「塩川滝 徒歩約10分」の道標に従ってしばらく走ると、愛川町の観光案内図と「塩川滝 徒歩約5分」の道標が立っていた。さっきの道標に書いてあった「約10分」はたぶんここまでのことだろう。
滝に着いて龍神橋と名付けられた滝見台に登ると、すぐ目の前に高さ約15mの滝が勢いよく落ちていた。全体を写真に収めることができないほど滝が近い。周りが岩壁に囲まれているので、滝を独り占めしたような気分になって気分爽快、リフレッシュすること間違いなしだ。
滝を見たあと県道に戻り角田大橋の近くまで来たところで、道端の神社(弁天社)に不思議な言い伝えがあるのを見つけた。
弁天社の裏の中津川を弁天淵と言い、その底は江の島の岩屋と穴(トンネル?)で通じていて、その先はこの塩川滝の上の江の島淵にまでつながっているというのだ。
江の島の弁天様がその穴を通ってここまで訪ねて来たことがあるのだという。塩川滝の「塩」は海の「潮」に関連して名づけられたものだろうか。
ちなみに、弁天社の対岸の地域に「海底(おぞこ)」という地名が残っている。これも関係があるのかないのか。…謎だ。
塩川滝のいわれ || 弁天社と弁天淵 | 旧馬渡橋と横須賀水道