2023年10月27日(金)

消える看板

神奈川県相模原市緑区久保沢3-13 久保沢南公園

看板

橋本駅付近から、東京2020大会ロードレースのコースをたどって津久井街道(国道413号)を走ってきた。久保沢交差点を折れて小倉橋へ下っていく途中の久保沢南公園に、42km地点を示す銘板が設置されている。

景色

ここへ来る途中の二本松公園がスタートから40km地点で、男子の先頭通過時刻は12:01だった。ここの通過は12:04。2kmの距離をわたしは10分ぐらいで走ってきたが、選手たちはたった3分で走り抜けていった。想像もつかないスピードだ。

公園の片隅に「佐原木町」と書かれた説明板を見つけた。雨でインクが流れて記された内容の一部が読めなくなっている。

いつも思うことだが、石碑に残された昔の情報に比べて、現代のものは印刷が消えたり、鉄板が錆びたりして読めなく(読みにくく)なっているものが少なくない。デジタルのデータはもっと危うい状態にある気がする。このオリンピック銘板もいつまでもつかわからない。

昔の記憶や記録が消えることを惜しむのは年寄りばかりで、若い人は気にもしないのかもしれないが、本当にそれでいいのだろうかといつも思う。

東京2020オリンピック自転車競技(ロード)の銘板 : 二本松公園 | 久保沢南公園 || 「佐原木町」の説明板