岡谷市のマンホール
長野県岡谷市中央町1丁目 童画館通り
岡谷市の花は「ツツジ」。岡谷駅から北東にのびる童画館通りにそのツツジをデザインしたカラーマンホールが並んでいる。
約30種、3万株のツツジが咲き乱れる鶴峯公園は、岡谷の製糸業を発展させた片倉組（現・片倉工業）から寄付された土地につくられた。その際、記念に300株のツツジを注文したところが誤って貨車3台分が届いてしまい、それが中部日本随一と言われるツツジの名所の誕生につながったのだという。
毎年5月のつつじ祭りには、県内外から多くの観光客が訪れる。
ところで、通りの名前になっている童画館は、岡谷出身の画家武井武雄の作品を集めた美術館（イルフ童画館）だ。彼は童話の挿絵など子ども向けの絵を「童画」と名付け、芸術の域にまで高めた人なのだそうだ。