宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋
石川県羽咋市鶴多町免田25番地
コスモアイル羽咋(はくい)では宇宙人サンダーくんがアルバイトをしている。地球観光に来た宇宙船が故障してしまったため、修理代を稼ぐために働いているのだそうだ。
今日は非番で会えなかったが、事務室では名誉館長の矢追純一を名乗る宇宙人が執務中だった。
古文書に書かれていた「そうはちぼん」と呼ばれる謎の飛行物体の話から、町おこしのためにつくられたこの博物館の目玉は、なんといっても本物の宇宙船に会えること。レプリカであっても、素材や部品は本物と同じものを使っているという。
実物の迫力はもちろん、それを旧ソ連やNASAから購入あるいは借用した際のエピソードも面白い。それなりにお金がかかっているので、次に来た時にはどれか売られて無くなっているかもしれないなどと説明されると、まさかとは思いながらも見る姿勢に力が入る。
アポロ11号の月面着陸の時に小学生だったわたしには、見るものすべてが少年時代のワクワクを思い出させてくれる宝物ばかりだ。人によってはいかがわしいと思うかもしれないUFO関連の展示も興味深かった。
久しぶりに少年の心に戻って、大人の今を忘れることができた。