2023年12月4日(月)

永井豪記念館

石川県輪島市河井町1部123番地

記念館

「アニソンの帝王」、アニキ(ANIKI)こと水木一郎が亡くなってもう一年になる。彼が主題歌を歌い、会話の中でも「〜だぜ」を「〜だゼーーーーット!」と引用していたマジンガーZの像を輪島朝市で見つけた。

Z

作者の永井豪が輪島生まれという縁で、彼の記念館が朝市のど真ん中に建っている。

「ハレンチ学園」をはじめ「デビルマン」や「キューティーハニー」などいわゆるエロ・グロ、バイオレンスのイメージがある彼の記念館がこんな朝のすがすがしい景色の中にあっていいのか?という気がしないでもないが、この手の施設には珍しく朝8:30から開館しているのは、朝市に夢中な女性陣から解放されたい男性や子どもたちの逃げ場になっているのかもしれない。

マジンガーZといえば「超合金」。木と紙やプラスチック中心だった模型の世界に登場した、硬質で重量感のあるダイカストモデルは衝撃だった。わたしはもうおもちゃで遊ぶ時代を過ぎていたので手にすることはなかったけれど、70年代の「超合金」と、80年代の「SD(スーパー・デフォルメ)ガンダム」の登場はおもちゃ史に残るエポックメーキングな事件だったなと思う。

朝市のテントに隠されて、わたしの連れ合いはマジンガーZに気づかなかったという。ちょっとかわいそうかな。