御陣乗太鼓のマンホール
石川県輪島市河井町3-1 マリンタウン競技場北東交差点角
輪島大祭をはじめ、能登地方で行われるお祭りには「キリコ」と呼ばれる巨大な灯籠が登場する。そのキリコを展示する輪島キリコ会館の近くに御陣乗太鼓（ごじんじょだいこ）がデザインされたカラーマンホールがあった。輪島キリコ会館でマンホールカードを入手できる。
御陣乗太鼓は輪島市名舟町に伝わる伝統芸能で、1577年に上杉謙信の軍勢に攻め込まれたとき、鬼の扮装をした村人たちが太鼓を打ち鳴らし撃退した故事に由来する。
パンフレットやネットの情報など、観光案内はなべてキリコ推しなのになんでこのデザインなのかなと思ったら、マンホールが設置されたのは1996年。2015年にキリコ祭りが日本遺産に認定されたために、そちらの方が名を知られるようになってしまった。
「キリコ祭り」は輪島大祭をはじめ能登半島各地のキリコを使った祭の総称で、御陣乗太鼓が披露される名舟大祭にもキリコは登場する。キリコ会館でも、観光シーズンには御陣乗太鼓のステージがあるそうだ。