磐井神社
東京都大田区大森北2-20-8
羽田から大井町方面に向かって走って行く途中、きれいなイチョウの黄葉に出会って足を止めた。もう冬至を過ぎて今日はクリスマスイブだというのに、まだ黄金色の葉をたっぷりと茂らせている。
境内には早々と新年祈祷の幟がはためいていた。
神社前の歩道に残された井戸の跡は「磐井」と呼ばれ、東海道を往来する旅人に親しまれたものだという。神社の名前はそこから来ている。
また、社宝として祀られる鈴石は打つと鈴のような音がすることから、周辺の鈴ヶ森と言う地名の由来になったそうだ。
イチョウが色づいていなければ立ち寄ることもなく、そんなことも知らないままだったことだろう。だからどうということはないのだけれど、散歩をしていると、こういうめぐり合わせが楽しい。