2024年1月27日(土)

三内丸山遺跡ポスト

青森県青森市石江2丁目 新青森駅北口前

ポスト

「裸同然の姿で暮す原始人」という不勉強なイメージしかもっていなかったので、30年ほど前に三内丸山遺跡が発掘されたというニュースを聞いた時には、雪深い彼の地でどうやって暮していたのだろうかと驚いた。なんとも情けない話だ。

縄文人

家を建て、土器や装身具を作る文化を持っていたわけだから、衣服だってちゃんと着て防寒はできていたはずだ。

そういえば、有名な遮光器土偶も青森の亀ヶ岡石器時代遺跡から発掘されたもので、あの細い目は雪景色のまぶしさを避けるサングラス(遮光器)ではないかといわれていた。冠のようなものをかぶり、ファッショナブルな衣装を身にまとっている。

新青森駅前のポストに、三内丸山遺跡のミニチュア模型が載っていた。遺跡のシンボルともいえる大きな櫓が目を惹く。復元された実物は高さが14.7mもあるそうだ。

家の中を覗いて見ると、青い衣装を着て剣を持った男性の姿が見えた。「青森」と書かれた台の上に載っている。…あれ、これってねぶた?

八戸駅に置かれた合掌土偶の像