2024年1月28日(日)

東日本大震災慰霊祈念碑

宮城県宮城郡松島町松島町内 五大堂東側

裏

五大堂に渡る透かし橋のたもと近くに、東日本大震災の慰霊祈念碑が建っている。石碑の高さはおおよそ到達した津波の高さを示していて、裏面に「津波到達高」のサインが示されている。

碑

あまり考えもせず写真だけ撮ってあとで見返してみるのだが、津波到達高が何mだったのかがわからない。石碑は見上げるほど大きかったという印象はないので、2mほどだったろうか。

WEBで検索してみても被害の大きかった隣の東松島市の記事ばかりが目に付いて、この碑に関する記事は見つけられなかった。1,000人を超える死者・行方不明者を出した東松島市に対して、松島町の被害は30人にも満たなかったという。

明暗を分けたのは、日本三景に数えられる松島の多島美だった。松島湾に点在する島々が天然の防波堤となって、津波の被害を最小限にとどめたのではないかといわれている。

被害は小さかったと言ってもゼロではないし、それほど遠くない周囲の町では大きな被害が出ている。そのことを忘れないでほしい。行き交う観光客たちに、祈念碑は静かに語りかけている。

碑  文