2024年3月17日(日)

静岡県浜松市天竜区月969 天竜ボート場月艇庫

船明湖

アポロ11号が着陸したのは月の「静かの海」というところだった。

地球から見て黒くなっている部分が海のように見えたのでそのように命名されたが実際は水のないただの荒野なのだと、テレビ中継のアナウンサーがくどいように言っていた覚えがある。

碑

わたしがたどりついた月には海があった。と言っても塩水の海ではなく湖、船明ダム湖だ。

月部落の由来を記した石碑の前には天竜ボート場月艇庫と正面に大きく書かれた建物が建っている。

かつては舟運に利用されていた天竜川の記憶をもとに、浜松市天竜区は旧天竜市の時代から「ボートのまち天竜」を標榜し、ボートやカヌーなどを楽しむ水上スポーツの普及に力を入れている。

船明ダム湖に整備された天竜ボート場は、2,000mの直線コースを持つ全国有数のボート場だ。毎年春に全国高等学校選抜ローイング大会が開催されるほか、国体や各種ボート競技の会場・練習場となり「ボートの聖地」と呼ばれているそうだ。

月部落の由来