2024年4月12日(金)

東京2020 復興のモニュメント

福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8-番 Jヴィレッジ No.7グラウンド南側

桜

東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開催期間中神宮外苑に飾られていた復興のモニュメントは、大会終了後に岩手・宮城・福島の三県に移設された。東京にあった時に見逃したので、今回立ち寄ることができてうれしい。

モニュメント

カットしたダイヤモンドをモチーフにしたというシャープなイメージの岩手・宮城のモニュメントに対して、福島の作品はやわらかで愛嬌のあるゆるキャラのような印象だ。「顔はめ」ができるというところも面白い。

モニュメントの傍らに「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の桜が植えられていた。新地からいわきまで浜通りをつなぐ国道6号(浜街道)沿いに桜を植えて地域の復興を応援しようというプロジェクトで、桜には「30年後の故郷に贈る」と題して桜オーナーのメッセージが添えられている。

この木に添えられたメッセージは「30年後の私、幸せですか?大変なことばかりですが桜のような花開いた笑顔でこれからもしっかり生きてくださいね。」

30年後にわたしがこの桜を見ることは叶わないだろうけれど、胸に残る素敵なメッセージだった。

モニュメントについて