松本山雅FCのマンホール
長野県松本市中央4-2 松本市美術館前 / 深志1-1 松本駅お城口前
松本市内に松本山雅FCのマンホールが設置されている。大きくエンブレムをデザインしたものとマスコットキャラクターのガンズくんをあしらったものの二種類が、駅前や駅周辺の繁華街など10カ所に点在している。
松本山雅FCの結成は1965年。山雅(やまが)は当時選手たちがたまり場にしていた喫茶店の名前に由来するそうだ。
2010年からJFL、12年にJ2、15、19年にはJ1と短期間で急成長を遂げたが、現在はJ3に低迷しているのが残念だ。
マンホールの中には、「美しく生きる 健康寿命延伸都市・松本」「残さず食べよう!30→10運動」など、市で推進している活動をPRするスローガンが書かれたものもある。
「30・10運動」はフードロスを減らす取り組みとして平成23年(2011)に松本市から始まった活動で、現在では10月30日を「食品ロス削減の日」と定めて全国で展開されている。懇親会や会食での食べ残しを減らすため、乾杯後の30分とお開き前の10分は自席で料理を楽しもうというものだ。
マンホールのデザインをよく見ると「30・10」の「・」が横向きの三角(→)になっている。松本市のHPには「家庭から出る生ごみのうち、約3割はまだ食べられるのに廃棄されています。」とあるので、その3割(30%)を10%にしようという趣旨も含まれているのだろう。