2024年5月23日(木)

中町通り

長野県松本市中央3-3-15 ミドリ薬局 / 2-10-16 伊原漆器専門店

薬局

なまこ壁の土蔵が立ち並ぶ「蔵のある街」と聞いて訪ねた中町通りで、最初に目についたのは白壁ではなく「漆器」と書かれた大きな塗椀と唐獅子牡丹の看板だった。

漆器

明治40年(1907)創業の漆器店で、看板が創業当時からあるものかどうかはわからないが歴史を感じさせる佇まいだ。

次に目を惹いたのは大正ロマンの雰囲気漂う看板建築の薬局。大正10年創業でこの建物は昭和2年(1927)に完成したのだそうだ。店の前の丸ポストやレトロなデザインの自転車もいい雰囲気。

もちろんなまこ壁の蔵もたくさん並んでいていい景色なのだが、予想通りというか驚きが無かったので印象が薄くなってしまった。

意外性という点では、鏝絵をイメージしたと思われる真っ白なマンホールが面白かった。

「蔵のある街 中町」について | 白いマンホール