長野オリンピックのマンホール
長野県長野市南長野末広町1362 長野駅前交差点角 / 新田町1485 新田町交差点角
長野オリンピックのスキー男子団体で日本が金メダルをとった試合は伝説となって語り継がれている。4人のジャンパーが2回飛ぶその1回目でまさかの79.5mと失速した原田が、2回目に137mの大ジャンプを飛んで金を手繰り寄せた。
先日、その原田が4番手船木のジャンプを前に弱々しく祈るように「フナキ〜」と声をかけるシーンがお笑いのネタになっているのをTVで見て、今の人たちにわかるのかしらと心配になった。
オリンピックが開催されたのは1998年だから、あのシーンが記憶にあるのは30代後半以降の人だろうか。誰も知らないというレベルではないけれど、お笑いを見る若い人の中には知らない人が多いかもしれない。
ちなみに、ビートたけしのギャグ「コマネチ!」は1976年のモントリオールオリンピック女子体操の金メダリスト ナディア・コマネチ(ルーマニア)が元ネタだが、もう半世紀も前の話になってしまった。
年をとると若い人と話が合わないことが多くなる。仕方のないことではあるけれど、やはりさみしい。
年月を経て傷んだマンホールを見て、そんなことを思った。