一億円トイレ
青森県十和田市西十三番町2-2 桜の広場
Google mapに「1億円トイレ」と記されているのを見つけて、どんなトイレかと見に行ってみた。竹下内閣時代のふるさと創生事業でばらまかれた1億円で建てたと噂されているらしい。
大きな馬蹄形カリヨンが目印の桜の広場の隅に、しゃれた雰囲気の小さな建物が二棟並んで建っている。向かって右の、正面にイオニア式風の柱を二本並べ、馬の壁画で飾られている方がそのトイレだ。
確かにバブルな雰囲気は漂っているけれど1億円はどうか?と思ったら、正面に飾り文字でTOWADA 1994と書いてあった。あれ?例の事業は1988年だったはず。
まぁ、真偽のほどはともかく、話のネタとしては面白いかもね。
隣のガラス張りの、明治時代の温室のようなデザインの休憩所からは若者たちの楽しそうな笑い声が聞こえた。
ちなみに、近くにある十和田市現代美術館アート広場のトイレは一見してトイレとはわからない白い箱だが、なんと窓からゴーストが中をのぞいているというアート作品になっていておもしろい。