さんさ踊り
岩手県盛岡市内丸1-50 もりおか歴史文化館前 / 1-42 櫻山神社北西角
高校の時に山陰に旅をして割子そばを食べた。食べ盛りの高校生男子4人で思いっきり食べまくってやる、と意気込んだのに、出てきたのは小さな器が三段重ねになった上品なイメージのおそば。
岩手の「わんこそば」と出雲の「わりこそば」を間違えていたというオチだった。
それ以来、いつかはわんこそばを食べたいと思っているのに機会がないまま年をとってしまった。今ではもう食が細くなってしまい、あの食べ放題イベントにはついていけない。
そのわんこそばをモチーフにした岩手県のPRキャラクター「わんこきょうだい」のひとり「とふっち」(盛岡・八幡平・県央エリア担当)が、盛岡市制130周年記念デザインマンホールで盛岡さんさ踊り公式マスコットキャラクターの「さっこちゃん」と一緒にさんさ踊りを踊っている。
勘違いついでで言うと、わたしは今までこのさんさ踊りを、山形の花笠踊り(花笠音頭)と混同していたようだ。花笠踊りは紅花をあしらった笠を高く掲げて踊り、さんさ踊りでは大きな牡丹の花を載せた花笠をかぶって踊る。とふっちもお椀の蓋代わりの花笠をかぶっている。
櫻山神社の前には、盛岡市下水道事業70周年記念の「さんさ踊り」デザインマンホールも設置されていた。