2024年10月12日(土)

旧東京市深川食堂

東京都江東区門前仲町1-19-15 深川東京モダン館

階段室

街案内の地図に「深川東京モダン館」という名前を見つけて寄ってみた。"modern"といえば現代的ということだけれど、「モダン」という言葉には少し古い、例えば大正時代ぐらいをイメージするレトロな響きがあって街ブラをする人を惹きつける。

外観

今は観光案内所として利用されている深川東京モダン館は、元は東京市深川食堂として昭和7年(1932)に建てられた。

良くも悪くも「豆腐みたいに白いただの箱」といわれることのあるモダニズム建築だが、吹き抜けの階段室を明るく照らす開放的で大きな窓や、さいころの目のようにきれいに並んだ丸窓などがいい味を出している。建築当時のままに残されたモザイクタイルも素敵だ。

ここでは無料の給水サービスやコーヒーやおみやげの販売があるほか、観光パンフレットの配布やボランティアガイドによる案内も充実している。今日の昼食はここで教えていただいた食堂で名物の深川めしをいただいた。

おいしかったです。ありがとう。

江東区教育委員会の説明板 | 深川東京モダン館について | 建物の歴史と特徴