磯崎海岸
茨城県ひたちなか市磯崎町
海水浴場もある砂浜の阿字ヶ浦海岸から、一度山に上ってほしいも・鉄道・酒列磯前の三神社にお参りしたあと、また下って目の前にした磯崎海岸は一転して岩だらけだった。
今日は風が強くて海には大きな白波が立っている。岩にぶつかって砕け散る、昔の東映映画のオープニングのような写真が撮りたくて少し粘ってみた。
今の人なら連写機能を使って100枚ぐらい撮った中からいい写真を切り取るところだが、わたしはフィルムカメラ時代の癖が抜けないので、一撮入魂、決定的瞬間に自分でシャッターを押したい。何枚かトライしたが、結局諦めて先を急ぐことにした。
ちなみにこの岩礁は「那珂湊層群」と総称される中生代白亜紀の地層の、軟かい部分が波に浸蝕され硬い部分が残って鋸歯状になっているのだそうだ。…というのは後から知ったことで、現地には特に説明板の類が見当たらなかったのが残念だった。