2024年11月10日(日)

バラのポスト

東京都港区西新橋3-22-5 芝郵便局

ポスト

最近の記念ポストはカラフルだ。

郵政民営化で柔軟な発想ができるようになり、ラッピングやFRPなどの技術も進歩してデザイン性に富んだものが設置できるようになったからだ。

昔はそんな技術が無かったし記念碑なら石碑かブロンズ像という固定観念があったから、中央郵便局にあった天使の像をはじめ、古い記念ポストははみなブロンズ像を載せた厳かな佇まいで立っている。

芝郵便局の開局100周年記念ポストにはバラのレリーフがついている。今ならきれいなバラの花を描いたラッピングポストにするか、バラの花束をオブジェにして上に載せるかもしれない。草間彌生の作るチューリップのような「華」を載せたら話題になることだろう。当時はまだそういうことが出来る時代ではなかった。

それでも「現代風」を狙ったのか、郵便を入れると音楽を奏でるオルゴール機能が付加されているという。投函してみなかったので今もその機能が生きているのかわからないが、検索してみた範囲では最近その音を聞いた人はいないようだ。

記念碑は建てて終わりではなく、日々メンテナンスして忘れないようにすることによって建てた時の思いを継承していくものなのだとつくづく実感する。

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