シブヤ・アロープロジェクト2024
東京都渋谷区東3丁目 庚申道架道橋（庚申橋西交差点脇）
災害時の一時避難場所の周知を目的に渋谷の街中に→（アロー）をばらまいた「シブヤ・アロープロジェクト」がブランディングを新たに再出発したというので、リニューアル第一弾のアートワークを見に行って驚いた。
→が無い…。
JR恵比寿駅近くのガード下に描かれた作品の作者はBarry McGeeとAmaze。Barryの作品は2017年に石巻のReborn-Art Festivalでも見たことがある。現代アーティスト、特にストリート系は知らない人ばかりなので、知っている人の作品に会うのはうれしい。
しかし、今まであんなにこだわっていた→をあっさりやめてしまったのはどうしてなのだろう。「シブヤ・アロープロジェクト」という名前にも反してしまう。
一応作品のキャプションには避難場所（恵比寿ガーデンプレイス）の名前が記されているが、地図もなく、どこへ避難すればいいのか、そもそもこのアートワークと避難路の周知に何の関係があるのかが全くわからない。
第二弾（森山大道）、第三弾（HITOTZUKI）もいまいち趣旨のわからない作品になっている。先行きが心配だ。
（キャプション） ： Barry McGee / Amaze ｜ 森山大道 ｜ HITOTZUKI