外務省の桜
東京都千代田区霞が関2-2-1
外務省の横、潮見坂の上下に紅白の桜がきれいに咲いている。開花宣言に先駆けて春を知らせる、桜の国の親善大使ということだろうか。
親善大使といえば、今年は日本から米国に桜が贈られてから100周年の年にあたるそうだ。1912年3月27日にワシントンDCのポトマック河畔に植樹された3千本の桜並木は、今も大切に守り継がれて毎年見事な花を咲かせているという。
週末の霞ヶ関はゴーストタウンのように閑散としている。警備の警察官ばかりが目立つ官庁街を海外からの観光客が所在なさげに散策している。彼らをおもてなしするためにも、外務省の桜はがんばっているようだ。
(参考)2012年の東京の桜開花宣言は、3月31日でした。