2006年1月22日(日)

岡本三丁目の坂道

東京都世田谷区岡本3-35/36境

急坂

調布市から出ようとすると二つの鬼門がある。ひとつは仙川とつつじヶ丘の間の滝坂(キューピーの坂)、もう一つは深大寺の坂で、共に国分寺崖線を上る坂道だ。

自転車であの坂を上ることを思うと億劫で、自然に足は国分寺崖線の下を東西に走る方向に向ってしまう。このサイトが「武蔵野・多摩」を謳っていながら、武蔵野部分にあたる中央線・玉川上水方面にあまり行っていないのにはそういうわけがある。

下り勾配22%

世田谷百景に選ばれている「岡本三丁目の坂道」も同様に国分寺崖線を上る坂道だが、傾斜がなんと22%(水平100mに対して垂直22m上がる)もある。上から坂にアプローチすると、直前まで先の道が見えないのでかなり怖い。さすがに見晴らしは最高で、晴れていれば富士山もよく見える。

道幅は広々としているのに、坂道発進が難しいからか下りのみの一方通行になっている。坂の下にある一方通行の標識には“自転車を除く”とあるが、さすがにこの坂を自転車で上れる猛者がいるとは思えない。坂下から見上げると、降りてくる車がスプラッシュマウンテンのゴンドラのようだ。

ちなみに歩道は階段になっている。