2012年11月5日(月)

最高裁判所

東京都千代田区隼町4-2

外観

鉄腕アトムの傑作エピソードのひとつ「地上最大のロボット」に登場するロボット「プルートウ」は、全世界のロボットの王となるために7人の最強ロボットを倒すことをサルタンから命じられる。そのサルタンの驕りを正すために最後にプルートウと戦う「ボラー」は、白くて大きい四角饅頭のような姿で現れた。

正面

最後の審判を行う最高裁判所が、そのボラーにそっくりなのは単なる偶然だろうか。いや、ただのわたしの思いこみだろう。

それにしても圧倒的な塊感、重量感。どっしりとした存在感が凄い。本物の岩山にだってこんな大きな石はないのではと思わせるほどだ。余分な装飾を排したストイックな壁面は、白い御影石(稲田石)で覆われている。

最高権威ではあるけれども王宮ではない。正義と秩序を見守る司法権を象徴するデザインといえるかもしれない。

設計は岡田新一設計事務所、1974年竣工。