2013年1月11日(金)

めがね之碑

東京都台東区上野公園2-1 不忍池弁天島

めがね之碑

メガネを買った。老眼が進んだために、近くのものがよく見えなくなってきて、仕事に差し障るようになったからだ。パソコンと手元の書類に焦点を合わせた近々両用仕様になっている。

弁天島

ところがこれでは遠くがよく見えないので、たとえばテレビを見る時に困る。それで、日常生活では今まで使っていた遠近両用メガネを掛ける。自転車に乗る時にはサングラスにするので、都合三つのメガネをとっかえひっかえすることになった。

面倒くさいけれど、視界は格段に開けて快適だ。昔の年寄りみたいに新聞を読むのに虫眼鏡を使わなくてすむのも助かる。

上野不忍池の弁天様の境内には、徳川家康所持の眼鏡をかたどった「めがね之碑」が建っている。碑文にも謳われているとおり、メガネ無くして現在のような文明の進化、経済の発展はなかっただろう。

ま、そんな大上段に構えなくても、少なくとも、わたしの今の生活が成り立っているのはメガネのおかげだ。感謝。

めがね之碑 碑文 | 弁天堂