三徳部品(品川の看板建築)
東京都港区高輪3-22-7
品川駅のまわりは大きなビルばかりかと思っていたら、こんな看板建築を見つけた。緑青の吹いたレトロな外観が妙に浮いている。
看板建築はその名の通り、表通りに面した一面だけを看板のようにデザインするものだが、この建物は立地の関係で三面が銅板仕上げで飾られている。戸袋や、屋根まわりの装飾が桧垣文様だったり麻の葉文様だったりさまざまなパターンが混在していて面白い。
一階のガラスには目隠しがされ、業務上の役割は隣の建物に移っている。大きな看板だけが残されて、まさに看板の建築として道行く人にアピールをしている格好だ。