2013年2月23日(土)

大雄寺のクスノキ

東京都台東区谷中6-1-26 大雄寺

見上げる

現地には説明がなかったが、都内で一番大きなクスノキなのだという。特に傷んだ様子もなく、のびのびと広げた枝に青々とした葉を茂らせた姿が見事だ。

墓地から

クスノキのあるお寺の名前は大雄寺(だいおうじ)。神田で創建され、谷中に移ってきたのが万治元年(1658)というからクスノキが植えられたのはその後だと思われるが、その名を受け継いだかのように大きく雄々しく育っている。

この後に訪ねた全生庵に山岡鉄舟の墓があった。家に帰ってから調べてみると「勝海舟、高橋泥舟とともに幕府の三舟といわれた」とある。勝海舟は知っているが高橋泥舟は初耳だ。三なんとかって2プラス1のことが多いんだよなぁ、と思っていたら、彼の墓はこの楠の木の下にあるのだという。

そういえば石碑と、名刺受けがあったのを思い出した。やっぱり、その程度の注目度なんだな、三つ目って。ごめん。