2013年3月7日(木)

祐天寺

東京都目黒区中目黒5-24-53

紅白梅

東急東横線の駅名としては知っていたけれど、今日の今日までどんなお寺なのかまったく知らなかった。都区内最古の木造建築が建つ円融寺が近くにあることを知ってからは、それが祐天寺なのかと勘違いしていたほどだ。

山門

先日円融寺を訪ねたので、今度は長年の疑問を晴らすべく祐天寺にも行ってきた。

駒沢通りに面して雰囲気のある板塀が連なり、なるほど、なかなかに由緒ある古刹という感じ。小さな山門をくぐると立派な仁王門に迎えられる。文化財はたくさんあるのだが、境内はがらんとして寂しい感じだ。

仁王門の前では大きな桜が枝を広げていた。境内には桜の木が多く、季節が来れば素敵な景色が見られることだろう。

墓地にある大正天皇の母、柳原一位局の墓のまわりだけが、紅白の梅に囲まれて華やいでいた。桜咲く春が待ち遠しい。

(文化財の説明板) 祐天寺 | 仁王門 | 阿弥陀堂 | 梵鐘 | 祐天上人墓 | 木造祐海上人坐像 | 海難供養碑 | かさね塚