2013年4月22日(月)

栃寄大滝

東京都西多摩郡奥多摩町境(栃寄沢)

接写

今回はサイクリングではなく山登りだったので、国土地理院の2万5千分の1地形図(奥多摩湖)を持ってきた。その地図で栃寄沢にある滝マークの滝がこれ。大岩の奥に隠れているけれど、ゴウゴウという音を轟かせて圧倒的な存在感を主張している。

登山道から

滝の姿を上から下まで見るためには流れに入って岩の奥へ進まなければならない。試みに靴を脱ぎ、足を入れてみてビックリした。春とはいえ、雪解け水は想像を絶する冷たさで、心臓が止まりそうになって息苦しくなり、とは言っても裸足の足に食い込む石が痛くて走り出ることもできず、比喩とか大げさに言っているとかではなく本当に「死ぬかと思った!」。

水際の大石に腹ばいになり、上半身を流れの上に出してさらに手を伸ばし、やっとこ撮ったのが左の写真。夏に来ればこんな苦労はせずに、涼味を味わいながら存分に見られるのにね。でも、もし次に来ることがあるとしたら、今日は雪で見られなかったカタクリを改めて見に来る時だから、同じことだな。