時計のある家
東京都江戸川区北小岩2-34-16
今日、蔵前橋通りを走っていて興味を惹いた建築2軒目。学校でもないのに正面に時計が飾ってある。
5時49分を指している時計の針は、止まっているのか、合っていないだけなのか。建物ごと時間が止まってしまったような風情だ。
時計の下の正面玄関はサッシ戸に新調されているけれど大きな木に塞がれて出入りはできそうにない。蔵前橋通り側には日除けがあって、昔はなにかのお店をやっていた形跡があるが、今は木戸を閉めてその前には鉢植えが並んでいる。雰囲気のいい建物なのだが、まわりの状況を見るといずれは取り壊される運命にあるのだろう。どんな来歴を持つのか、気になる建物だ。
二階に干し物が並べられている。交通量の多い都道に面して、排気ガスで汚れないかと、余計な心配をしてしまった。