燕岩・梵天岩
東京都西多摩郡奥多摩町日原
日原鍾乳洞から先の都道は、現在、落石の怖れがあるため全面通行止めになっている。過去にもそういう林道を自己責任で通ってきたことがあるが、今回は相当に危険であるらしく、警備員が立って狸すらも通さないようガッチリと入口を塞いでいた。
そのゲート越しに見えているのは燕岩。高さは100mほどもあるだろうか。その迫力に思わず後ずさりする。
真っ白な岩壁は巨大な氷山のようだ。氷河の末端が海に崩れ落ちる映像を見たことがあるが、あんな風にこの岩が崩れることがあるとしたら恐ろしい。
その右手、森の上からちょこんと頭をのぞかせているのは梵天岩だ。ロウソクのようにひょろひょろと独立して立つ奇岩だがその全貌を見ることはできない。
今回は、この奥にある小川谷の大滝を見たくて走ってきたのだが、残念ながら次回持ち越しとなった。
その「次回」はあるだろうか。